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13: 原 宿


2011.10.17   2012.6.27
「東海道中膝栗毛」を読みながら、江戸時代の旅人になった
気分で歩き続けます。


お昼過ぎに、JR原駅まで来たら、お腹が空いてきたので、
駅の周辺の食堂を探しますが、駅前にラーメン屋が1軒ある
のみです。

680円のボリューム満点のチャーシュー麺を食べます。



東海道中膝栗毛」の弥次さんが、原の宿場町で詠んだ句です。

まだ飯も 食わず飲まず(沼津)を 
 うち過ぎて  ひもじき
腹(原)
 しゅくに着きたり


空腹だった私の原宿での様子にピッタリの句です。





右の写真の松陰寺は、「駿河自慢は、”富士のお山と白隠さん”」と、江戸時代に謳われた白隠さんのお寺です。



山門の東側には、備前の国の池田のお殿様より送られた右下の写真の”すり鉢”をかぶせた「
すり鉢松」があります。

これは、嵐の為に、庭の松の木が折れた時、
”折れたところから、水がしみこんで腐って枯れるといけない、と、
白隠和尚が、松の折れたところに頂いた高価な備前焼の”すり鉢”を、かぶせたのだそうです。

(松の木の上の真ん中に、
伏せた”すり鉢”が見えますでしょうか?)



白隠和尚は、日本より海外での方が有名だそうです。

最も影響を受けたのが、
ビートルズのジョンレノンで、部屋に白隠和尚の絵が飾ってあったそうです。

また、
名曲「イマジン」は、白隠和尚の教えを英訳したものだそうです!

知らなかったな〜!

以外!  驚き!

♪想像してごらん 「天国」なんて無いんだと♪

♪地面の下に「地獄」なんて無いし♪

♪僕たちの上には 「ただ空があるだけ」♪



下の広重の
浮世絵は、冠雪の富士山で、
右手は
愛鷹山(あしたかやま)です。
富士山の右側の山肌が、朝日を浴びて、
ほんのり赤くなっています。

人物は、二人の女の旅人と、荷を担いだ
男のお供です。










JR原駅の辺りから、旧東海道は、JR東海道線とほぼ並走しています。




原宿から先も、また気が遠くなる程に、真っ直ぐな道が延々と続きます。



何が面白くて、私はこんな単調な一直線の道を、延々と歩いているのだろう?、と疑問に思い始めた、ちょうどその時でした!



写真の様に、右手のすぐ真近に、富士山が見え始めました!

やった〜! 嬉しい!!

これは、きっと単調なウォーキングに耐えて、歩き続けた事へのご褒美なのでしょう!!

単調なウォーキングが、ワクワク気分に一変しました!


江戸時代の旅人も、きっと、この真近に見える富士山に元気づけられて旅を続けたのでしょうね。

ここから先の旧東海道は、常に右手の真近に富士山が見えつづけます!

天気が良ければ、道は単調でも素晴らしいコースです!

富士山に見とれながら歩いているうちに、いつの間にか吉原宿に到着していました。


原宿から吉原宿まで約12キロです。

12: 沼津 へ

14: 吉原 へ
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